ダイカスト金型

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ダイカストは設計・金型が命。

その理念から岩機ダイカスト工業では金型の設計能力や精度を高めるために、分散していた設計、生産、試作、納品前の検査などの部門を2005年に集約し、専門の技術管理棟で金型の設計・製作を行っております。

金型設計について

金型製作について

金型設計について

当社の金型設計は『高品質で利用価値の高いダイカスト製品を最も経済的に量産し、お客様に提供するための金型設計』を目指します。

1.受注引き合い

お客様より製品図面、製品仕様情報をご提供頂きます。

2.ダイカストの素材形状検討

お客様より頂いた製品図面、CADデータ、製品仕様情報をもとに設計担当者が以下の内容の構想検討を行います。

検討事項

・製品重量、鋳造面積より対応可能なダイカストマシンの選定
・金型の成立性(型割り)の検討
・ゲート、P/L、押出しの検討(鋳造性、製品機能・体裁面を考慮)
・抜き勾配、角部・隅部のRの追加、製品肉厚の均一化(肉抜き形状の追加)の検討
・顧客要求(寸法精度、面粗度、表面処理、要求耐圧の可否等)の検討
・機械加工部位の確認(できる限り鋳放し形状を目標)
・暫定的な鋳造方案、温調回路設計、金型レイアウトの構想
・お客様より頂いた3Dデータを用いて造形サンプルの製作

■ 3D-CADデータ■ 造形サンプル

3.方案検討会

設計者が検討した内容をもとに各関係部署と合同で以下の内容の構想検討を行います。

検討事項

・流動解析
・使用鋳造機の決定
・鋳造方案設計、金型レイアウトの構想
・トリミング(プレス)工程の確認
・ショットブラスト、バレルの確認
・機械加工冶具・設備の確認
・耐圧試験の確認

■ 湯流れ解析

■ 凝固解析

4.お打合せ

設計者が、検討した内容をもってお客様と打合せを行い、製品仕様を決定します。

5.納入仕様図・DC素材図作成

お客様との打合せにて決定した製品仕様をもとに納入仕様図、DC素材図を作成します。

6.顧客承認

納入仕様図、DC素材図をお客様にご提出、承認を頂きます。

7.金型設計・金型加工図面作成 

DC素材図をもとに、以下の内容を考慮した金型設計を行います。

金型加工性の考慮

・可能な限り刃物(工具)Rは大きくする
・材料(素材)寸法に合せて部品サイズを決定する (荒取り加工時の黒皮削り量を最小限とする)
・金型の入駒化 (型ミガキ、製品部等の切削加工を容易にする)

鋳造現場での作業性の考慮

・鋳造性の確認(湯廻り不良・バリ等の問題点の確認)
・量産性の確認(鋳造自動化についての確認)
・製品寸法測定(納入仕様図、DC素材図を用いて金型精度の確認)

■ 3D-CADデータ■ 2D-CADデータ

8.金型製作手配

金型製作担当者と打合せを行い、製作日程の調整、購入品等の手配を行ないます。

9.試作鋳造

完成した金型で試作を行い、以下の内容を確認します。

試作の確認

・段取り・型替え時間の短縮(カセット型の使用)
・金型の吊りボルトのバランス
・温調回路の取り回し
・油圧ホースの取り回し(マニホールドの使用)
・消耗品は市販品を使用
・金型のメンテナンス性(型バラシ、組立てが容易)

試作設備

10.量産移管

量産への移管を行い、お客様へ製品を納入致します。

金型製作について

金型は製品の品質およびダイカストの生産性を大きく左右する要素のひとつであり、製品仕様を盛り込んだ3D-CADデータを共有し、迅速な形状把握により製作工程の並列化に役立て高精度かつ短納期な金型製作を実現しています。

CAD/CAM

製品要求事項を満たした2D・3Dデータを基に最適な加工工程・加工データの作成を行います。

材料取り

各種鋼材の切断および6面フライス加工により迅速加工対応が可能です。

熱処理前加工(キャビ・コア部品)

後加工工程・工法を考慮した荒取り加工を施します。

その他構成部品加工

おも型・スライド部品・エジェクター部品等を多種多様な工作機械・工法により製作します。

直彫り高速加工

焼入れされたキャビ・コア部品をCAD/CAMデータを基に直接形状を彫り込む3D高速切削加工を施します。

切削のみで対応可能な金型において加工工程が集約されると共に、ワンチャックで加工が完結されるため、段取り替えによる取り付け誤差が無く高精度な形状・寸法が得られます。

安定した面品位が得られるため、後工程での工数も軽減されると共に金型の耐久性に大きく寄与できます。

電極加工・放電加工

グラファイト材を使用した電極製作〜放電

製品の凸形状を機械加工により電極として作り、これを放電加工により凹形状を作り出すもので、当社では金型の耐久性および生産効率向上のため切削加工が困難な部位のみ放電加工を施します。

磨き・組み付け調整・型完

製品の離型性を考慮したミガキを施し、構成部品の累積寸法を調整し組み付けを行い金型が完成します。

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